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大腸カメラについて

こんにちは、くにたけ医院です

今回は大腸カメラについてのお話しです。

皆さんは大腸カメラに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

「痛そう」「下剤飲むのが大変そう」「症状がないから必要ない」など、あまり良いイメージはないと思います。しかし日本において部位別がん死亡率で、大腸がんは男性2位、女性1位という現実があります。大腸がんは早期発見・早期治療により治癒が見込める病気です。健康寿命を伸ばすためにも、40歳を超えたら一度は検査を受けてみることをお勧めします。

★痛み→これは人によります。慢性便秘や腸が長い・屈曲が強い方、腹部の手術後の方などは痛みが強く出る可能性があります。中にはほとんど痛みを感じずに検査が終わる方もおられます。

☆痛みの対策→鎮静剤を使用する(ほぼ眠ったような状態で検査をすることで痛みが和らぎます)。施行者の技術によって痛み方が変わりますので、不安な方は上手な先生を探してみる方法もあります(ちなみに当院の副院長は、自分自身で大腸カメラを行った勇気と技術力があります)

★下剤→当院では2種類の下剤から選んで頂いてます。

・モビプレップ→飲む量は1〜2L+水です。メリットは早くキレイになる人が多いことと、前日の検査食が不要なことです。

デメリットは、味が少し独特(梅風味)で飲みずらいことです

・マグコロールP→飲む量は1.8Lです。

メリットは、味がポカリ風で飲みやすいことです

デメリットは、腎機能が悪い方は飲むことができません。またモビプレップに比べてやや洗浄力が落ちますので、前日に検査食(約1000円)を食べて頂くことが必要です。味は普通に美味しいです

☆症状がないから大丈夫→これが大きな間違いです。小さいポリープは症状はなく、便潜血もほとんど陰性です。腹痛や血便、急な便秘が出現した時には、がんが進行している可能性があります。

★対策→40歳を超えたら元気で症状がない時に、一度検査を行うことです。検査で何もなかったら、3〜5年は大丈夫かもしれません。もしポリープを取った場合は、2年に一度は検査を受けた方がいいといわれています。

☆料金

大腸カメラのみの場合→約6500円

大腸ポリープ切除をした場合→約25000円

(入院して治療・手術をした場合と比較するとかなり安いです)

鎮静剤(自費)→700円

☆当院は1日1人しか大腸カメラを行ってないので、ゆっくり個室で下剤を飲んでいただけます。キレイになったら、ほとんど待ち時間がなく検査を行うことが出来ます。他院では1日がかりの検査になる場合が多いですが、鎮静がない場合、基本的に午前中で終わります。

大腸内視鏡検査でお悩みの方がおられましたら、一度ご相談ください。

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