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片頭痛に救世主登場!?

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 片頭痛は、頭の血管や神経の働きが関係して起こる頭痛です。ズキズキと脈を打つような痛みが特徴で、頭の片側に起こることが多いですが、両側が痛くなることもあります。頭痛の際には、吐き気や嘔吐を伴ったり、光や音、においを普段より強く感じたりすることがあります。また、体を動かすと痛みが強くなることもあります。片頭痛は女性に多い頭痛で、男性の3~4倍みられます。特に月経やホルモンバランスの変化が影響するため、20~40歳代の女性に多くみられます。ただし男性にも起こる病気であり、適切な治療によって症状を軽減することができます。命にかかわる病気ではないことがほとんどですが、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。今回、新薬が発売されましたので、ご紹介したいと思います。⭐︎ナルティーク®OD錠75mg(一般名:リメゲパント)の特徴ナルティークは、2025年に日本で発売された新しい片頭痛治療薬で、CGRP受容体拮抗薬(ゲパント製剤)に分類されます。最大の特徴は、「発作時の治療」と「予防」の両方に使える国内初の経口薬であることです。 1. 発作時にも予防にも使える・頭痛が起きたときは1回75mgを服用・予防目的では75mgを隔日投与これまで別々だった「頓服薬」と「予防薬」の役割を1剤で担えます。 2. CGRPを標的にした新しい作用機序片頭痛発作では、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という物質が放出され、痛みや血管拡張に関与します。ナルティークは、このCGRP受容体をブロックして片頭痛を抑えます。 3. 血管収縮作用がほとんどない従来のトリプタン製剤は血管収縮作用があるため、心血管疾患や脳血管疾患のある患者さんでは使いにくいことがあります。ナルティークは血管収縮作用がほとんどないため、そのような患者さんにも使用しやすい新たな選択肢として期待されています。 4. 水なしでも飲めるOD錠口腔内崩壊錠(OD錠)のため、水がなくても服用できます。外出先での服用にも便利です。 ナルティークは、片頭痛の原因となる物質の働きを抑える新しいタイプのお薬です。頭痛が起きたときに飲むだけでなく、定期的に服用することで片頭痛の回数を減らす効果も期待できます。従来のお薬と違い血管を強く収縮させないため、これまで治療が難しかった方にも使いやすいお薬です。薬価は3割負担で1錠が約900円と高価な薬となっています。費用対効果は人それぞれと思いますが、従来の薬では効果に乏しく片頭痛で悩まれている方はいつでもご相談ください。

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